2013年9月1日日曜日

吉岡徳人と自然をプロダクティブに表現するということ

私は透明なものが大好きだ。自分の”透明好き”を追っていくと、魚のモチーフや虫のモチーフに結びつく。私にとって透明なものは、とても重要な気がしてならないのだ。

吉岡 徳仁(よしおか とくじん、1967年生まれ)
吉岡徳仁は大量の工業製品や素材を使いつつ、光、雪、嵐など自然現象を体感させるダイナミックな空間デザインで知られているデザイナーでありアーティストである。彼の作品を見ていると、自分の中にある敬愛すべき畏怖を表現しているように思う。もちろんそれは私の感じ方であるし、芸術というのはそういう消化のしかたで良いものだと思っている。

彼の作品は私にとってとてもここちよいものだ。うるさくなくて、まるで自然を表現しているかのよう。そんなとき、いつだって私は目を探してしまう。二つの点をみるたびに”目”を意識する。
みえないけれど、かたちがある。私たちはそんな中でいきているのだ。あたりまえのことはどうでもいい。どうでもいいことは、あたりまえのこと。その再認識にはたまに心が躍るような驚きがある。  
私も感じるアートをつくりたい。そんな出番が来たら。